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アメリカで使用規制となった殺菌成分19種類

先日、19種類の使用禁止殺菌成分 についての記事で、
トリクロサンとトリクロカルバン を含めた19種類全てが判明しましたのでご紹介します。

・Cloflucarban クロフルカルバン
・Fluorosalan  フルオロサラン
・hexachlorophene ヘキサクロロフェン
・Hexylresorcinol ヘキシルレゾルシノール
・Iodophors (Iodine-containing ingredients) ヨードフォール(ヨウ素を含有する成分)
・Iodine complex (ammonium ether sulfate and polyoxyethylene sorbitan monolaurate)
  ヨウ素複合体
  (アンモニウムエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート)
・Iodine complex (phosphate ester of alkylaryloxy polyethylene glycol)
  ヨウ素錯体(アルキルアリールポリエチレングリコールのリン酸エステル)
・Nonylphenoxypoly (ethyleneoxy) ethanoliodine ノニルフェノキシポリ(エチレンオキシ)
・Poloxamer-iodine complex ポロクサマーヨウ素コンプレックス
・Povidone-iodine 5 to 10 percent ポビドンヨード5~10%
・Undecoylium chloride iodine complex Undecoylium塩化ヨウ素複合体
・Methylbenzethonium chloride 塩化メチルベンゼトニウム
・Phenol (greater than 1.5 percent) フェノール(1.5%超過)
・Secondary amyltricresols 二次amyltricresols
・Sodium oxychlorosene ナトリウムオキシクロロセン
・Tribromsalan トリクロムサラン
・Triclocarban トリクロカルバン
・Triclosan トリクロサン
・Triple dye トリプル染料


“リケジョ” な方ならともかく、どれも初めて聞くようなカタカナ物質で覚えられませんね。
しかも、ちょっとした化学式の違いで類似物質の他の名称・・・
例えば12個目にある塩化メチルベンゼトニウムと、今回は挙がっていない
塩化ベンザルコニウムもそのうち規制対象になるのではないかといわれています。
ということは・・・ シャレにならないくらいありそうですね。


危険性リスクについて
NG成分らが優位性がさほどないだけでなく、使用し続けることによる
さまざまな悪影響が問題視されています。
◆口や皮膚から体内に浸透し、尿・血液・体液・母乳などに残存する。
◆感染症の危険性が増加する。
◆肝硬変・肝細胞がんの発症リスクが高くなる。
◆腸内細菌叢への影響・抗生物質への耐性菌の増加傾向
◆汚水・家庭排水から環境汚染の増加。

体内にトリクロサンが多いほど花粉症などのアレルギー・感染症に罹りやすいという
研究結果も出ているそうです。


今回は殺菌成分で騒がしくなっていますが、食べ物の添加物類でもヤバいものは
たくさんあって腸内細菌叢を乱すものがいっぱい使われています。
規制の遅れている日本では、むしろ食品のほうから規制強化が進むべきなのでは
ないかと思ったりします。



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