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リステリア菌にご注意 (1)

リステリア菌による食中毒
黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌、病原性大腸菌O-157(153・151ほか)、など食中毒を引き起こす原因菌はいろいろありますが、
『リステリア菌』 という菌をニュースで今回初めて知りました。

WHO(世界保健機関)は、リステリア菌に汚染されたオーストラリア産メロンが、日本に輸出されていたと発表。
リステリア菌が異常増殖(汚染)した菌の食材を食べたのち、腸管から脳や血液に移行し発病するまでの細菌数や潜伏期間・感染から発症に至るまでの期間は、免疫力差により個人差が大きいのですが、発病すると悪寒や高熱、倦怠感、筋肉痛、腹痛や胃痛といった消化器の不調、頭痛、背中痛などのインフルエンザに似た症状が出るようです。

さらに重症化した場合、1週間から6週間の間に脳炎や髄膜炎などの 「リステリア症」 を発症し死に至るケースもあるとのこと。
(今回のリステリア菌に汚染されたオーストラリア産メロンでは、感染した19人のうち、7人が死亡)


もちろんメロン以外にも
最近では、イオンのミックスベジタブルとグリーンピースの冷凍食品、コストコのハムで同菌の汚染が見つかり自主回収されたらしいです。
70℃以上の加熱で死ぬらしいですが、冷蔵庫内の温度では増殖能力があるとのことですので、加熱調理できない食品や消費期限・賞味期限を過ぎた食品は避けることも要注意ポイント。

高齢者や妊婦は特に注意
早速検索してみましたところ、 『リステリア菌 妊婦』 というキーワード組合せが筆頭でしたので、婦人科では注意喚起を以前から行われていたとすれば、妊婦さんには周知されている菌なのかもしれません。


どうして妊婦さんはより注意が必要なのでしょう?
[病院]妊娠中は非妊娠時と比較して約17倍も感染リスクが高まること、さらに、胎内感染というママだけでなく胎児にも影響が出ることがあるからだそうです。
菌の特徴は違いますが、カンジダ菌にしろ赤ちゃんに影響が出ますから、特に妊娠期間中は適切な食生活・生活習慣・ケアが望まれます。


ちょっと長くなりましたので、続きはまた次回。リステリア菌・・リステリン??
さらに驚きの展開も [exclamation&question]



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